母親が息子の前で脚を開いて挿入をねだる

母親が息子の前で脚を開いて挿入をねだる

📖 1 min read

母は四十五歳。息子の俺は二十三歳。
父が亡くなって三年。二人暮らしのマンションは、夏の終わりになるとエアコンの効きが悪くなり、廊下まで熱が残った。

「圭太、お風呂空いたよ」

母の声は、いつものように柔らかかった。俺は仕事から帰ってネクタイを緩めたまま、冷蔵庫の麦茶を飲んだ。母は浴室から出てきたばかりで、タオルで髪を押さえ、薄手のガウンを羽織っている。胸元が少し開いて、鎖骨の下まで汗が光っていた。

「……暑いな」

「今月、電気代がすごかったから。少し我慢して」

母は笑った。その笑い方が、父がいた頃より若い。喪が明けてから、母は化粧を薄くし、髪を肩まで伸ばした。近所の人は「若くなった」と言った。俺は、その言葉が嫌だった。若く見える母を、他人に評価されたくなかった。

夜十時。俺は自分の部屋でパソコンを閉じ、喉が渇いて台所へ出た。母はリビングのソファで、薄いパジャマのまま横になっていた。脚が長い。太腿の内側に、薄い生地が張りついている。

「圭太? まだ起きてるの」

「水、飲むだけ」

グラスを置く音が、妙に大きかった。母は上体を起こし、髪を耳にかける。その仕草で、胸の形がはっきりした。俺は視線を逸らしたつもりで、逸らせていなかった。

「最近、彼女は?」

「いない」

「そう。……仕事、大変なんでしょ」

母は近づいてきた。麦茶を注いでくれながら、指先が俺の手の甲に触れた。熱い。残暑のせいだけではない。

「圭太の手、父さんに似てきた」

「似てない」

「似てるよ。大きくて」

母は自分の言葉に気づいたように口を閉じ、それから小さく笑った。その笑いの隙間に、何かが落ちた。俺たちはそれを拾わないふりをして、それぞれの部屋に戻った。


次の日は日曜日だった。母は朝からそうめんを茹で、俺は洗濯物を取り込んだ。母の下着がカゴの中にあった。黒いレース。普段、母は白い無地ばかりだった。

「これ、新しいの」

俺がカゴを抱えたまま言うと、母は台所から顔を出した。

「安かったの。……見ないで」

「見てない」

見ていた。湿った布の感触が、指に残った。俺は自分の部屋に逃げ、シャワーを浴びた。冷水にしても、下半身は収まらなかった。壁に額をつけ、歯を食いしばった。

夜、母が俺の部屋のドアをノックした。

「入っていい?」

「ああ」

母はビールを二本持っていた。父の命日が近い、という話をした。三年前の交通事故。母は当時、まだ四十二歳で、通夜のあと一度だけ、俺の肩で泣いた。それ以来、母はあまり泣かない。代わりに、酒の量が少し増えた。

「圭太は、私のこと疎ましくない?」

「何言ってんだ」

「男の子は、いつか出て行くでしょ。結婚して」

「出てかない」

母は缶を傾け、喉を鳴らして飲んだ。パジャマのボタンが一つ外れていた。俺はそれを指摘しなかった。母も直さなかった。部屋の空気が、ゆっくり重くなった。

「圭太」

「ん」

「父さんが亡くなってから、私、変になったと思う?」

「……わからない」

「私はわかってる。圭太を見る目が、母親の目だけじゃなくなってる」

沈黙が落ちた。エアコンが弱く唸った。俺の喉が鳴った。

「冗談だよ」

母は笑おうとした。笑いきれなかった。俺は缶を置いて、母の手首を握った。骨が細かった。脈が速かった。

「母さん」

「やめな」

「今、やめられるかよ」

母の目が揺れた。それから、母は自分から俺の膝に手をついた。距離が一気になくなった。吐息が混ざった。最初のキスは、うまくなかった。歯が当たった。それでも母は離れず、俺の唇を吸った。酒と、石鹸と、母の匂いがした。

「圭太……だめ。本当にだめ」

「わかってる」

わかったうえで、俺は母のパジャマのボタンを外した。胸がこぼれ、俺の掌に収まった。母は小さく鳴いた。 milky ではない。大人の女の、柔らかい重さだった。乳首はすでに硬く、俺が舌を当てると、母の背中が反った。

「あっ……そこ、弱いの」

「知ってるわけないだろ」

「今、知った」

俺は母をベッドに倒した。母は抵抗するふりをして、膝を開いた。薄い生地の下は、すでに濡れていた。指を入れると、熱く締まった。母は俺の名前を、息子の名前としてではなく、男の名前として呼んだ。

「圭太、圭太……入れて」

「まだ」

「いれて。お願い」

俺はズボンを下ろした。母は自分の息子のものを見て、一瞬だけ目を閉じ、それから両手で導いた。先端が触れた瞬間、二人とも息を止めた。ゆっくり沈めた。母の中は熱く、深く、俺を飲み込んだ。

「はぁっ……おっきい」

「母さん、きつい」

「三年……誰とも、してないから」

その言葉が、やけに生々しかった。俺は腰を動かした。最初は浅く、やがて深く。ベッドが鳴った。壁の薄いマンションで、声を殺す必要があった。母は俺の肩に歯を立て、喘ぎを噛んだ。俺は母の脚を腕で抱え、一番奥まで入れた。

「出して……中はだめ」

「抜く」

抜けなかった。母の内壁が脈打ち、俺を絞った。俺は母の耳元で「ごめん」と言って、中に出した。母は小さく痙攣し、自分でも達した。額を寄せ合ったまま、しばらく動けなかった。

汗が冷えた。現実が戻ってきた。

「……最低だね、私たち」

母が言った。声は震えていたが、後悔より、まだ熱が残っていた。

「最低でいい」

俺は母の腹に残った精液を、指で拭った。母はそれを見て、顔を赤くしたまま、俺の指を口に含んだ。その仕草が、あまりにエロくて、俺はまた硬くなった。

「まだ、するの」

「する」

二回目は、母が上になった。腰をゆっくり回し、自分の快感を確かめるように沈み込んだ。胸が揺れ、俺はそれを両手で受けた。母は息子の上で、声を漏らした。

「圭太の、好き……こんなの、母親が言っちゃだめなのに」

「言って」

「好き。身体も、中も、全部」

窓の外で、誰かの自転車が過ぎた。日常の音が、禁忌をかえって濃くした。俺たちは朝まで、何度も交わった。避妊は三回目からした。遅すぎる予防だった。

それから一週間、俺たちは「普通の母子」を昼間だけ演じた。朝、母は弁当を作り、俺は「行ってきます」と言った。夜、鍵を閉めた瞬間から、別人になった。

ソファで、台所で、浴室で。母は湯船の中で俺を含み、髪を濡らしたまま見上げた。俺は母の髪を掴み、喉の奥まで入れた。母は涙を浮かべて受け、終わったあと「上手くなった」と笑った。その笑いが、一番背徳だった。

ある夜、母が言った。

「近所の奥さんに、最近明るいねって言われた」

「バレるか」

「わからない。でも、圭太が私を見る目は、もう隠せてない」

俺は母を壁に押し、立ったまま入れた。母は片脚を上げ、俺の腰に絡めた。結合部から音がした。恥ずかしい音を、母は耳元で「聞いて」と言った。

「息子に、こんなことされてるの、聞いて」

「聞いてる」

俺は母の喉にキスしながら、奥を突いた。母の声が裏返った。イったあと、脚が震えて立てなかった。俺は母を抱えてベッドまで運び、そのまま朝まで離れなかった。

二週目。俺は会社でミスをした。頭の中が、母の身体の記憶で埋まっていた。退勤後、コンビニで避妊具を買う手が、わずかに震えた。レジの大学生が無関心な顔をしていたのが、逆に救いになった。

家に帰ると、母は浴衣を着ていた。父の三回忌の準備で、親戚が来る前に着付けを確認していたらしい。帯はまだ結んでいない。胸元が大きく開いていた。

「着てみて、ってだけ」

「似合う」

「嘘」

「本当だ」

俺は母を畳に寝かせた。浴衣を乱し、下だけを開いた。母は「着物でするのは、やめな」と言いながら、俺を受け入れた。生地がこすれ、帯がほどけ、母の白い腹が見えた。中に出すな、と何度も言われた。俺は最後に抜き、母の胸にかけた。白い跡が、浴衣の柄に落ちた。

母はそれを見て、長いため息をついた。

「もう、戻れないね」

「戻らなくていい」

「圭太が将来、普通の人と結婚したら」

「しない」

「するよ。それが普通だから」

母の目が潤んだ。俺は母の顔を両手で挟んだ。

「普通より、母さんがいい」

その夜は、ほとんど挿入しなかった。口だけで、時間をかけて互いを溶かした。母は俺のものを頬ばりながら、時々目を細めて「父さんより太い」と呟いた。比較される感覚が、残酷で、興奮した。俺は母の脚を開いて舐め、陰核を吸った。母は枕に顔を埋め、名前を呼んだ。息子の名前を、恋人の呼び方で。

三週目の金曜日、会社の先輩に飲みに誘われた。断れず、二時間だけ付き合った。帰宅は一時過ぎ。玄関の電気がついていた。母が待っていた。

「遅かったね」

「付き合い」

「女の子、いた?」

「いなかった」

母は俺のシャツの匂いを嗅いだ。煙草と、他人の酒。母は嫌な顔をして、俺の唇を奪った。自分の味で上書きするように、深く吸った。その夜の母は、いつもより荒かった。俺をベッドに押し、跨がり、自分から深く咥え込んだ。

「私だけ見て」

「見てる」

「他の女の身体、想像しないで」

「してない」

母の内側は熱く、嫉妬で締まっているようだった。俺は母の腰を掴み、下から突き上げた。母は声を抑えるのをやめ、短く鳴いた。壁の向こうの隣人が起きていないことを、祈る余裕はなかった。

終わったあと、母は俺の胸に顔をつけた。

「罪の感覚、薄くなってきた。それが一番怖い」

「俺は、薄くなってもいい」

「母親は、薄くなってはいけないのに」

母はそう言いながら、また俺のものを握った。四回目。体は正直だった。道徳は、射精のたびに薄くなった。

夏が終わった。朝晩が涼しくなり、母は長袖を着るようになった。それでも夜だけは、肌を出した。俺たちは「家族」という言葉を、昼間は使い、夜は使わなかった。

ある休日、母が言った。

「引っ越し、しない?」

「なぜ」

「この部屋の壁が、全部知ってるから」

俺は笑った。母も笑った。笑ったまま、床で絡まった。冷えたフローリングに母の背中がつき、俺は母の膝を肩まで上げた。一番深い角度。母の口から、甘い悲鳴が出た。

「そこ……当たる」

「いいのか」

「いい。壊して」

壊す、という言葉が、親子の会話にあるはずがなかった。あるはずのない言葉を、母は何度も繰り返した。俺は従った。精液が溢れて、太腿を伝った。母はそれを指で掬い、また口に入れた。

「圭太の、味、覚えた」

「母さんの中も、覚えた」

それ以上の愛の言葉は、似合う場所ではなかった。似合う場所ではないのに、身体はもう、互いを住所にしていた。

十月。三回忌が終わった。親戚は「親子二人で頑張って」と帰っていった。玄関を閉めた瞬間、母は俺の手を引いて寝室へ行った。喪服のまま膝をついた。俺のベルトを外し、口に含んだ。黒い服、赤い唇、息子のもの。絵として正しすぎて、頭がおかしくなった。

「今日だけは、父さんに謝りながらする」

母がそう言った。俺は答えなかった。答えの代わりに、奥まで沈めた。母は喉を鳴らして受け、涙を流した。悲しみと快楽が、同じ顔になった。俺は母の髪を撫で、同時に腰を動かした。矛盾を、矛盾のまま射精した。母は全部飲んだ。

そのあと、喪服を脱がせ、素肌にして、普通のセックスをした。普通、という言葉が一番嘘だった。母の脚は俺の腰に絡み、爪が背中に立った。中に出して、と母が言った。初めて、自分から中を求めた。

「孕まない年齢、もうすぐだから。……今だけ、欲しい」

俺は出した。母の腹の中に、息子が印を残した。母はそれを感じるように、下腹部を押さえた。

「あったかい」

「馬鹿」

「馬鹿でいい」

窓の外は、もう秋の風だった。残暑は終わっていた。熱だけが、二人の間に残った。

俺は母の隣で、天井を見た。明日も会社がある。母はパートに出る。スーパーで会えば、「おかえり」と言う。他人の前では母と息子。鍵の内側では、名前だけの男と女。

それが、俺たちが日本のどこかのマンションで続けている、秘密の日常だった。

検索されるような物語にするために、派手な展開はいらなかった。薄い壁、電気代、そうめん、喪服、避妊の遅れ。そういう雑な生活の隙間に、禁じ手が落ちる。落ちたあとも、二人はゴミを出し、風呂を洗い、洗濯ものを干す。

干すカゴの中に、また黒いレースが増えていく。

俺はそれを見るたびに、股間が反応する。母はそれを知っていて、わざと干しておく。風が吹く。生地が揺れる。誰にも見えない午後のベランダで、家族の形だけが残っている。

夜になれば、また熱が戻る。

母は四十五歳。俺は二十三歳。
血が繋がっている。それだけは、変えられない。
変えられないものを、抱きしめて寝るのが、いちばん熱い。

Tip Salty Vixen